小さな世界の大きな発見
バラの温室内を歩いていると、フラワーポットの裏から
ひょこっと顔を出している子猫と目が合いました。
可愛らしいな、と振り返り向かいを見ると
カゴに乗ったクララと奥には楽しそうなカエルが。
こういった発見は大人になってみると
案外気づかないものです。
特にこの小さな世界はお子様の目線の方が
見つけやすいかもしれませんね。
何に対しても見方を変えたり視点を変えてみると
新たな発見があるものです。
常識にとらわれず子供の頃のような好奇心や
創造的思考を持つことで新たなアイデアが生まれます。
そしてそのアイデアを自身の糧となるように育てる。
この小さな住人の発見が
改めてそんな気持ちを大きくしてくれました。
小さな世界は温室内だけではありません。
ハイジの村の至る所に広がっています。
たとえばこの小人、ロードトレイン乗り場の
近くの木の下にいました。
小人たちは園内の色々な所で皆様を歓迎しています。
園内を隈なく探して頂くと見つかるかもしれません。
ハイジの村にご来村の際は、お連れ様と一緒に
園内散策を楽しみながら小さな世界の小さな住人たちを
探してみてはいかがでしょうか。
あやめ
本日の寒いほどお得フェア
本日の割引は30%OFF
(本日の気温-2.6℃)
対象商品
ハイジの好きなチーズフォンデュ
(2名様より)
通常料金 お一人様 1500円
特製ハイジのアートドリア 1200円
(価格は税別です)
手作りの良さ
香り薫る
本日、甘酸っぱい香りに誘われ
木に寄る虫の想いかな。
私もまた、ここにおりました。
レモンの木。
実もそうですが、こんなにも
花が香り、綺麗に咲き誇る姿が
見られるのは今ならでは。
じっくりと、この花が実になるのか。
なんて見つめてしまいました。
レモンにはこんな民話があると
されています。
「3つのレモン」
エジプトの王に待ち望んだ
王子が生まれました。
その王子は順調に育っていきましたが
ある時ナイフで切った自らの
血を見て、その薔薇色の血に
魅せられ、同じ肌色の女性と
結婚したいと願ったといいます。
それから、お嫁さんを探すうち
3人の魔女と会います。魔女たちは
死、生、誕生、という言葉の
意味合いを持つレモンを
王子に渡します。
王子は一個一個切っていきますが
うまくいかず
最後に切った「誕生」のレモンから
薔薇色の肌をした女性が現れ
結婚を決めた。というお話です。
甘酸っぱく、ロマンチックで
まさにレモンの名にふさわしい。
目の前に夢の世界が広がるようです。
また、本日は団体食事の担当もし、
大人気のラクレットチーズを
お客様の器にのせるという
大役も仰せつかりました。
ラクレットはフランス語の「ラクレ」
から削るもの、ひっかくものの意があり
団体のお客様にご提供している
ラクレットもチーズを温め
刃でなぞるようにして
お皿へと盛りつけます。
私もやってみましたが、コツをつかむ
までがなかなか大変でベテランの
シェフ達のようにはいかないなと
精進の気持ちです。
レモンもラクレットも同じ切るという
動作からなるものにして、結末は
全く異なるもの。
それでも最後はどちらも
笑顔になれるもの。
まだまだ秘密に溢れたハイジの村。
二兎追うものが二兎とも得ることが
できるところはそうそうないですよ。
望月