晴れの日でもアメンボ
本気の
先日、7月21日は桔梗屋グループの花屋“Dolce vita”の店長の結婚式でした。
その日は、
早朝から突き抜けるような空の青さと夏の暑さで、
まるで彼女のようにどこまでも明るく
1点の曇りもない天気だなぁと思いながら
準備に向かう朝、気合をいれ出発しました。
前日に、披露宴用のブーケを作りました。
淡いブルーグレーのドレスに合わせて、
シルバーリーフやオリーブの葉などを使って
ふわっとおおきくナチュラルに。
オリーブの木には2本寄り添って植えなければ
実をつけないことから、『夫婦の木』とも呼ばれるそうです。
そんな願いも込めて、
銀色に輝くロシアンオリーブと庭に咲いていたオリーブを
ブーケの中にいれました。
ドレスにつけるリボンに合わせて、
ほんのりピンク色もさし色に入れて。
彼女のように優しい色を束ねました。
会場はソファをメインとした高砂席にしました。
列席者の方との写真も撮りやすく、ドレスも全身が見えるのでおすすめです。
卓上のナンバープレートは、
新婦様こだわりのワインボトルを使っていておしゃれだったので
装花にもこっそりと葡萄を忍ばせて
(→卓上装花 などのご紹介はDolce vitaスタッフブログにて)
http://dolcevita5187.kikyouya.co.jp/
その日の朝に摘んだ紫陽花と、西洋ニンジンボクを
ぜいたくに飾って、ナチュラルに仕上げました。
私も、
娘と母が作ってくれた服を親子で着て参列しました。
式の後半で彼女がご両親への手紙で読んでいた言葉、
「本気で遊んでくれて、本気で叱ってくれてありがとう」
この言葉がとても印象的でした。
常々、彼女の仕事に対するモチベーションや、
お客様からの信頼度の高さ、愛される秘訣は何だろうと思っていました。
ああ、そうか。
彼女はいつもどんなときでも「本気」で取り組んでいました。
与えられた仕事も、
ただ無心に頑張るのではなく
日々工夫したり、必ず向上させていました。
お父さん、お母さん、
ご家族からの教えだったんだね。
いつもお会いすると幸せそうな旦那様に、
「本気の愛」を一心に受けて毎日とっても幸せそうな新婦様。
これからもよろしくね。
最大の感謝とお祝いの気持ちを込めて飾りました。
末永くお幸せに・・・。
春
裸の王様
先日小さな子供に
「裸の王様」の読み聞かせをしました。
大人になって読んでみたら
それはそれで面白かったので
これについて書こうかなと思い
筆をとった次第です。
誰からも凄いと称賛されていて
でも子供が見れば「何してるの」
となる裸の王様。
色眼鏡を外せばただの「高慢」に
他ならない。
確かにいるけどそんな人は、
と思っていたところでしたが
今日を過ごしていたら
教えられました。
スイスの花屋さんで見つけた
季節のリース。紫陽花で彩ってあり
大変美しいです。
「凄い」と言いそうになって
花言葉を調べたら「高慢」と。
そんなものですよね。
人は見かけ頼りです。
でも中には本質を見抜けていて
声には出さないけど、本当の意味で
「できる人」もいるものですね。
もう一つの花言葉に
「辛抱強い愛情」があるように
流されず、芯を持ち、でも
柔らかく優しい。
話しかけると「全然ですよ」と
言って笑う謙虚な人が。
演者であろうが何であろうが
それが人を魅せる力。
花言葉の真反対でありながら
ああ、この印象を最初に
このリースに持ったのだと
気付きました。
ならやっぱりこのリースは
「凄い」と言って良いのでしょう。
一見何も考えていなさそうな
子供が誰より王が様になる。
それが本当の王様であり、
そういう人の成長を見守るのも
また、共に過ごす者の務めですね。
みのり
夏の風物詩
7月も後半に入り、いよいよ夏の本番です。
ハイジの村は標高760mの少し高い所にありますが、
太陽の日差しがギラギラとまぶしく、少し外に出ただけで
暑くて溶けてしまいそうなほどでした。
ブログの写真を撮りに園内を歩いていると、セミの鳴き声が聞こえてきました。
梅雨が終わり、本格的な夏がやってくると彼らもやってきます。
夏の風物詩ともいえるセミの鳴き声がないと、不思議なことに
なんだか寂しく感じてしまいますね。
鳴き声のする方に歩いて行きましたが、セミの姿を
見つけることはできませんでした。
セミを見つけるためにふと上を見ると、木の間から
キラキラと輝く太陽の日差しが差し込んでいました。
キラキラ光る緑の葉っぱを見るだけでとても癒されます。
暑い毎日ですが、一歩日陰に入ると照りつける日差しを
忘れることができます。
そんな自然がいっぱいのハイジの村は
ラベンダー祭りを開催中です。
もうすぐ夏休みに入るという方が多いと思いますので
ハイジの村に遊びに来てくださいね。
河野