2018年09月24日
ヒガンバナ
曼珠沙華。
この名前には馴染みが無く、最初は何の事なのかさっぱり分かりませんでした。
では別名、彼岸花。この名前を聞き、ようやっと分かりました。
一つの命に複数の呼び名があるお花です。
ハイジの村にはそんな彼岸花が咲き乱れる小道があります。
木々や土の茶色、葉が生い茂る緑の空間の中、思わず目に止まる
真っ赤な花。一瞬で脳に焼きつく印象。
彼岸花の花言葉でもある「情熱」はこの鮮明な赤色のイメージから
生まれたものだそうです。他にも
「思うのはあなた一人」「また会う日を楽しみに」
これもまた、彼岸花の花言葉。
人と人との出会いや別れを表したような言葉。
改めて人との関わりについて考えさせてくれた言葉。
どこか儚く切ないようなイメージだった彼岸花、
この静かな小道をゆっくり歩きながら
今までに卒業や転居などで別れを告げた人たちの事を想い
「また会う日を楽しみに」
なんだか今日は穏やかで優しい気持ちになりました。
あやめ