2019年07月30日

少女は何処へ

暑い夏。暑さを凌ぐのも良いですが
受け入れるならこのお花の様に。

夏の花と言ったら「ひまわり」と
一番に答える私としては、
好みの季節がやってまいりました。

パノラマ花壇、下部一面に
ひまわりが咲いております。
園内に咲くひまわりを見ていると
「一個持って帰れたらな。」と
思い描きつつそれは御法度。

しかし、こちらのひまわりなら
できるのです。

スイスの花屋さんでは、ひまわりを
一つ一つお求め頂くこともできます。

私は考えました。

私のイメージでは、ひまわりは
元気で健気で、太陽を一心に見つめる
少女の様なお花。

なので、このお花を見ていると
自分の内にある、遠い日に置いてきた
自分に逢うことができる様な気がして
切なく愛しいものです。

ハイジの村で沢山のひまわりに
囲まれるのも良いですが
お部屋に帰って、自分自身を見つめる
様に、このひまわりを見つめる。

太陽を見つめるひまわりを、見つめる私。

思い、思われ、振り、振られ。

なんてね。

望月