2020年07月06日

私とツバメと歌と

ハイジの村にはたくさんのツバメがいます。
ハイジの村のツバメはとてもお喋りで、人に慣れており、
ハイジの村配属当初、私はツバメとの距離の近さに驚きました。
今日の天気は雨ですが、ツバメたちは元気に園内を飛び回っています。
鳥の声を聞くと高校時代の思い出が蘇ります。
高校時代、私は合唱部に所属していました。
1年生のまだ入部したての練習中、部屋の中が暑かったので窓を開けると、顧問の先生が、
「窓を開けたから、歌に寄せられて鳥がやってくるよ」
と言いました。
そんなメルヘンな話があるだろうかと疑問に思いながら練習していると、
なんと本当に鳥がやってきたのです。
私たち1年生はびっくりで、練習中にも関わらず、はしゃいでしまいました。
それから私は部活の練習中に窓を開けて歌うときは、
自然と鳥の声に耳を傾けるようになりました。
ハイジの村でも『アルプスの少女ハイジ』の曲が流れています。
ツバメたちもハイジの曲に魅せられて、
ハイジの村へやってくるのかもしれませんね。
春に産まれた雛たちもすくすく成長しています。
ツバメたちが南へ旅立つ秋まで、
その成長を見届けたいと思います。
花奈