2020年07月27日

素朴な疑問

 

ハイジの村に配属になり、『アルプスの少女ハイジ』が身近な存在になりました。
園内にはアニメのBGMが流れ、ハイジをはじめとしたキャラクター達の姿もたくさん見かけます。
ロッテンマイヤーズカフェでは、アニメ映像も流れており、
小さいお子さんがよくテレビにくぎ付けになって見ています。
私も業務中、その映像を見る機会が多いのですが、
素朴な疑問がよく頭を過ります。
その中の一つに
「オープニング映像でハイジが乗っているブランコ、
これはとても危険ではないのか」
があります。
地上のはるか上空で揺れているブランコ。
ロープの長さからも振り幅が大きいことが分かります。
これはかなりの力がハイジにかかっているのではないでしょうか。
そんな私の疑問に答えてくれそうな本を思い出しました。
柳田理科雄著、『空想科学読本』シリーズ。
アニメや漫画、ゲームなどの世界で起きたことを科学で検証するという本です。
今回このブランコの疑問が載ったシリーズの一冊を借りてきて、読んでみました。
著者の憶測の数値もありますが、その数値から
ハイジが乗っているブランコは、ロープの長さが37mもあり、
落差25m、最高速度79km/hというブランコとは思えない代物であることを
本書から読み取ることができました。
ハイジは天真爛漫な女の子ですが、
本書を読むと、体もとても頑丈なことが分かります。
私は絶叫系アトラクションが苦手なので、このブランコには乗れませんが、
ブランコに乗っているハイジが見ているアルプスは景色は、
きっと怖さも忘れるくらい綺麗な景色だろうなと思います。
花奈