2017年12月17日

飛べる境界線

鶏が先か卵が先か。
というジレンマを耳にした
事があるという方は多いのでは
ないでしょうか。

簡単に言えば、鶏ができて
卵を産んだのか、それとも
卵が先にできて鶏を産んだのか。

結論が出ているといえば
出ている問題であり、未だに
議論が別れる問題でもあります。

そんな事をハイジの村で
バラの温室を歩きながら
ふと考えました。

その理由がこちら。

胡蝶蘭です。

胡蝶蘭は蝶をイメージし
蝶が舞う姿に見えることに
由来して名付けられている
そうです。

蝶に見立てた美しさ、儚さは
さることながら、
蝶に夢を乗せるなら
その昔、進化の過程で
蝶は飛べると信じていたから
飛べるようになったのか
それとも飛べたから
今疑ことなく飛んでいるのか。
どうなのでしょうか。

 

かの有名な
ライト兄弟はこうも言っています。

いま正しい事も、数年後
間違っていることもある。
逆にいま間違っていることも
数年後正しいこともある。

そして我々は、飛行機は
きっと空を飛ぶと確信していた、と。

 

その答えはわかりませんが
胡蝶蘭という花を我々がみて
飛んでいる蝶をイメージできるのは
過去の、空は飛べるものだと
教えてくれた方々のお蔭ですね。

本当に「飛ぶ」
という意味でなくとも
信じて自分を高めていけば
いつかもう一度、いえ
新たな空で、飛ぶ事ができる
かもしれないとほんの少しの
期待と確信を私にくれた
大切なお花です。

遅くなりましたが
ところで今日12月17日は
人類初の飛行に成功した
「飛行機の日」だそうですよ。

みのり