2018年01月11日

最上級の感謝

敵に塩を送る。

武田信玄が塩の不足に苦しんで
いるのを知った宿敵上杉謙信。
だが、敵の弱みにつけこまず
塩を送らせその苦境から救った。
このことから
塩が届いた1月11日を
「塩の日」とし「敵に塩を送る」
ということわざが
できたとされている。とのこと。

今日がその塩の日だから
ということでは無いのですが
朝一番でクスッとしました。

今ハイジの村のパンを
「釈迦堂PA上り」でも売って
もらっているのですが
そのパンを運ぶ当番が
丁度今日だったので
道中、塩ならぬパンを送りに
行ってるなあと。前世は
上杉謙信に遣えてたのかも。
なんてふと考え笑みが溢れた次第です。

勿論、敵なんてことは全く無く
ハイジの村のパンとして
釈迦堂でも置いて貰えて
大変嬉しいですし
有り難さで一杯です。

そこは本当に
お客様、スタッフ皆様に
感謝こそあれどです。

話は変わりますが
パンといえば
私の好きな言葉の1つに

「涙とともにパンを食べた者
でなければ、人生の本当の味は
わからない。」
という
ゲーテの言葉があります。

有難いことに
辛く悲しい涙、優しく嬉しい涙
両方の経験を人生で
させてもらい
色々な味をみて来ましたが
どうもパンを食べると最近
同じように感じることに
気がつきました。

ハイジの村
(今は釈迦堂でも売っています)
に、チュニカという
ソーセージの入ったパンが
あるのですが、私が泣くと
決まってパンの味は
微かにも
しょっぱくて
切なくて、そのくせ
ほんのり甘く尊い
あの味がします。
涙のたんぱく質でしょうか。
思い出でしょうか。
はたまたその時
食べたといった
ただの記憶の片鱗でしょうか。

でも考えを寄せるなら
私の人生は今
チュニカくらいの
美味しさらしい。
ということかもしれません。

なら誰とは
言いませんし
ただの絵空事かも
しれませんが
ありがとうの住人さん。

また違う味、人生に
変わるその時まで
一緒に味わってくれますか。

みのり