2019年01月03日

感謝が瞳から出たものを涙という

「月が綺麗ですね」を「愛してる」と
夏目漱石が訳したことは有名ですが、
月が綺麗なら、きっと星も綺麗だろうに
なんてふと思ってしまったがため
ここでは「星が綺麗」は「永久に」
なんて訳すのはどうでしょうか。

返しは
「このまま時が止まればいいのに。」
なんて、気のきいた台詞もあるそうですが
そういう「時」に出会すことも人生では
ありますね。

こんなことを思ったのも

1月1、2、3日と
大変ご好評を頂いております、クララ館
ご宿泊者様への朝食のスタッフとして
朝出掛けようと、ふと空を見て、
夜明けの空に月と星が共に輝いている
のを、見たからであり、さすが
早起きは三文の徳だと微笑みました。

少し話は変わりますが
ロッテンマイヤーズカフェでは
昨年12月頃からカフェ内の配置を
変えており、中でも私は
チーズやソーセージを
ショーケースに入れて販売する
かたちを好んでいます。

接客をする者にとって、お客様と1対1で
お話させて頂く機会はひとつひとつが
幸せなこの上ない時間です。
「どんなチーズですか」
「おすすめは」
なんて話をしながら、お客様の
「これに決めた」
という笑顔を見るとカフェで
働くスタッフ冥利に尽きます。
本日もそんな幸せな時間を
過ごさせて頂きました。

本日1月3日は、三が日でもありますが
別に「瞳の日」ともいうそうです。
何事にも変化があり、何年とこの瞳に
映してきた時間も永遠を望むことは
叶いませんが、誇れる人達と
誇れる場所で共に過ごせたことが
私の何よりの誇りです。

ですので、この瞳で今しばらく
潤んだ空を眺めることを
願ってはいけないでしょうか。

月も星も綺麗な

この夜明けの空に。

望月