2013年02月07日

自然の中で

“ポツリ”、と冷たい何かが頬へとあたった。

なんだろうと上を見上げてみると、そこには小さな
つららがあった。

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昨日の雪が溶けて、それが風を受けてつららへと変化
したのだろう。

その、幾つもの小さなつららは、陽の光を浴びて
ポツポツと雫のシャワーを地面へと降らす。

“雪が溶ければ春を迎える”…なんて、なんだかお日様が

『もうすぐ春がやって来るんだよ』

って伝えてくれているような気がして、ちょっと嬉しい
気持ちになった。

…フッ、久しぶりにポエマーの血が騒いだぜ。

みさ