2020年03月08日

未来に向けて

今日は生憎の雨。

ですが、個人的には天から頂いた恵みの雨のように感じます。

なぜそう感じるかというと、本日ハイジの村クララ館では、建物の周り一帯に桜の木を植樹しました。

桜の木を植樹する際、水があると土と桜の木の根っこが馴染みやすく、晴れた日に植樹をする場合は、

その都度バケツに水を汲んで掘った箇所に水を注ぐ作業が必要とのこと。

今回は程よい雨模様で、桜の木々たちもなんだか嬉しそうです。

 

今回植樹する桜ですが、日本桜の会様から寄贈して頂き、その数なんと100本。

種類も12種類有ります。

通常だと45種類程度との事ですが、この桜の苗木を育てている方がクララ館の近くにお住まいの方で、

ここ明野町が桜で賑わう町になってほしいし、観光のお客様にも長い期間、色んな桜を楽しんでもらいたいという事で、

一重桜だけでなく八重桜や薄黄色の花が咲く桜など、バリエーション豊富で咲く時期も

それぞれ異なる桜を特別に用意してくださいました。

秋に咲く桜も有り、タイミングが合えばクララ館の場所を中心に行われる113日の浅尾大根祭りの日にも桜が見れるかも、

とおっしゃっていました。

 

当初、桜の植樹が決まった際、そのことをスタッフに伝えたところ、100本という本数も有り、

皆どんな反応をするのか少し心配でしたが、

「桜か。それは良いね」「どんどん増やしたいね」「100本?余裕だよ」など、とても嬉しく心強い反応でした。

私自身、桜の木の植樹は初めての経験でしたが、ハイジの村植栽スタッフは手馴れたもので、

地面を約50cm×50cmの面積で40cmほど堀り、肥料を加えながら、

すでに芽も付き始めた23年目の木を着々と植えていきます。

咲く時期と桜の種類を確認しながら植える場所を決めていき、しっかりと添え木を立てて、固定します。

大きさは1.8m位のものから2.5mと様々ですが、幼い桜という事で幹はまだまだ細く、自分の腕の太さほど。

 

これから2年ほど、肥料や消毒等しっかりと管理をすることにより強い桜になると聞いたので、

日々の状況を気にしながら、桜の成長を楽しみたいと思います。

 

そして数年後、多くのお客様が満開の桜を見ながら、笑顔溢れる場所になる事を願って。

 

ひろし