2019年02月21日

花さない思い

今日の出勤一番。
曇り空からちょこちょこと
目を出す光を見上げつつ
どこかで見たことあるなと
ふと下を見て、足元で咲く
花を見て、
「あっ、このちょこちょこ感だ」
と納得しました。

お花の事を考えるとついつい
スイスの花屋さんに
「新しいお花ありますか」
と声をかけたくなるのが
これぞハイジの村で働くもの
ならではなのですが、
そこで、こんなものを教えて
頂きました。

「ちょこっとブーケ」(500円+税)
園内でとった薔薇を使いドライフラワー
にし、ミニブーケとして販売しています。

見るからに可愛らしいですが
なんとこのブーケ、秘密が
隠されています。

正解は、上から見るとハート型に
見えるのです。

心で薔薇を包み込んでいるようで
なんともロマンチックな一品です。

皆様なら、誰にプレゼントしますか。

私なら、

本日は「漱石の日」だそうです。
文部省が文学博士の称号を贈ると
伝えたのに対し、
「自分には肩書きは必要ない」
と辞退したことからそう呼ばれている
そうです。

その場の、その時の人から崇められる
よりも、後世に残る「漱石の日」
を作り、読み手の為の文豪であった
ことは、とても立派で
誰の為、何の為に生き、生活
しているのかを考えさせられます。

だからこそ、時を越え今
私から、こちらのブーケをあなたに。

誇り高き、香り永遠に。
心からの敬意を持って。

きっとこれなら、あなたも
貰って下さるでしょうから。

望月