2016年12月19日
傍にいてください
ハイジの村で働いていると、ふいに北風に
頬を撫でられ太陽を恋しく感じる日が
1日1日と多くなりました。
冬には夏を想い、夏になればきっと
冬を想うのだろうなと、無い物ねだりを
してしまうそんな自分を感じるこの頃です。
無い物ねだりといえば、クリスマスのこの時期は
小さい頃からよく無理なお願いを周りの人に
していたのを思い出します。
小さい頃だから許されること、とは思いつつ
今園内や温室などでお花を眺めていると
どれも自分のお部屋にあったらなあと
ついつい考えてしまいます。
そんなこんなと考えながら
園内や温室にある沢山の種類のお花を見て回る
上で、この時期のお花と言えば、ポインセチアは
外せないですね。
今は白や青、桃色など沢山の色あいがありますが
やっぱり赤色のポインセチアにはただならぬ
魅力を感じ足を止めてしまいます。
赤いポインセチアの花言葉に
「私の心は燃えている」
「聖なる願い」があります。
この花言葉が示す先
燃えている心で描いた願いが
聖なる恵みで叶うなら
想いをかけてみたいですね。
もちろん見た目も大事ではありますが
形あるもの時に儚し
形なきもの心と共に永久に咲く。
このお花が心で永遠に咲き続けるように
同じお花を見たときに分かち合い、時にぶつかり
支え合える、心の共鳴する人。
その心へ、この心より。
こういうお花との出会いから
これまでの出逢いを連想し
無い物ねだりをするばかりでしたが
一歩踏み出して私から、届く範囲でこの想い
伝えてみようかなと思います。
いつまでも心で
私の傍にいてください。
みのり