2020年03月06日
ひそかな夢
「桔梗屋に就職した」と周りに報告した時に言われた言葉第1位は
「おめでとう」の後に「ってことは桔梗信玄餅包むの?」でした。
それくらい桔梗信玄餅をすべて手作業で包んでいることは
メディアや工場見学を通じて知られているかと思います。
山梨県の多くの小学生は校外学習で工場見学に訪れたり
したんではないでしょうか。
私もそのうちの1人。もう15年くらい前のことなので
記憶が曖昧ですがたしか桔梗信玄餅を1ついただき、
喜んで家に帰った記憶があります。
桔梗屋に就職したからには
桔梗信玄餅を包んでみたいというひそかに抱いていた夢を
この臨時休園をきっかけに製造部へヘルプに行き、叶えることができました。
製造部の制服に着替え、初めて入る工場内にドキドキ。
桔梗信玄餅1個を約5~6秒のはやさで包んでいるのを
間近で見て、私も心の中で数えながら包んでみましたが
20秒くらいかかってしまいました。
桔梗の花柄が上にはみ出ないように、
下から見て桔梗信玄餅の字が真ん中にくるようになど
最初は手こずりましたが覚えると楽しさに変わっていました。
臨時休園はお客様に会えなくて寂しいけれど、
経験したことがないことを経験できて良い機会になりました。
桔梗信玄餅包んでいるか気にしていた子たちに自慢してみようかな。
那波